東京女子大学 人文学科 英語文学文化専攻

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2016年度ゼミ紹介 3年次 篠目ゼミ

ゼミってなんだろう、どうやって選んだらいいんだろう、と不安になっている英文専攻1、2年生の皆さんのため、英文編集部が実際にゼミを受けている3年生にアンケートを取ってきました!
今回はその結果を踏まえながら私の所属している篠目ゼミの紹介をしていきたいと思います!!
まず、ゼミの面白い点とアメリカ文学を学んでよかったと思う点についてです!

このゼミの面白いところ!

この結果から、この篠目ゼミの面白いところは、ズバリ!!

  • グループでの意見交換ができる

  • 扱う作品自体が面白く、またその分析ができる

ゼミでアメリカ文学を学んでよかったこと

  • アメリカの歴史が分かる!

  • 視野が広がる!

  • アメリカ文学により興味が湧く!

個人ワークと発表

① 授業前の準備

次の授業で扱う箇所を読んでおく
発表者は発表の準備
ハンドアウトの作成と配布
後期の第一回目の授業では、個人発表に入る前に先生からO Pioneers!の作者であるWilla Catherについての情報などのイントロダクションと、物語の冒頭の説明がされていき、それ以降は生徒が先生に割り振られた箇所の要約、疑問点、印象に残ったところをハンドアウトにまとめ、ゼミの人数分刷っておきます。ハンドアウトはこんな感じです。(自分で作ったものの写真)これを授業の際にゼミの生徒と先生に配布します。

② 発表

ハンドアウトを使いながら決められた箇所の要約、疑問点、印象に残ったところを発表します。

③ 先生のコメント

先生が発表者の疑問点等について答えてくださいます。

④ 発表された箇所についての先生による詳しい説明

発表後は先生が面白い表現や重要な部分をピックアップしながらより詳しい解説をして下さるので、より理解が深まります。

このように、他の人の発表を聞いたり、先生の解説をきいて文学作品をより細かく読み解いていくことができます。

グループワークと発表

グループワークも基本流れは同じで、決められた箇所についてみんなで話し合いながらプロットの確認や疑問点について考えをまとめ、発表します。そしてそれに対して先生がコメントし、その後詳しい解説が始まります。
グループワークでは、他の人の意見を聞くことができるので、自分の考えを共有したり、新しい見方、考え方を知ることができます。アンケートでも、約半数がグループワークでの意見交換が面白いと答えています。

次は篠目清美先生の紹介です!

篠目先生の自己紹介はこちら! → 教員紹介のページ

ゼミアンケートで先生の印象をきいたところ、主に
優しい → 個人的な意見になってしまいますが、篠目先生は学生の意見を否定したりせず、最後まで聞いてくださいます!!
かわいい → こればっかりは会って確かめてください(笑)。
わかりやすい → 色々な分野の知識を持っているため、説明が丁寧で重要なポイントが抑えられているそうです。
また、明るい、ユーモアがある、和む、アメリカ文学への情熱を持っている、なども挙がってました。

学生について

さらに、アンケートではこのゼミの学生が興味を持っているテーマやアメリカ文学を選んだ理由などもきいてきました!

◯興味・関心があるテーマ、卒論で扱いたいもの
ジェンダー、奴隷制を挙げた人が多く、あとはアーネスト・ヘミングウェイの作品、女性作家の作品、とりあえずアメリカ文学、など、回答がばらけました。

◯アメリカ文学を希望した理由
文学が好きだから
生々しい描写や不安感などの精神的な描写があり現実的であるから
性差別、奴隷制について描かれているから

など。

最後に…

ゼミ選択について、です!!

自分は何に興味があるのか、何をどのような視点から学びたいのかを考えることが一番大事だと思います。まだ決まっていない人は、イギリス文学、アメリカ文学、英語学、プレゼンテーションの4つの分野の授業を受けて考えるというのも良いかもしれません。

おまけ アメリカ文学PR!!!

アンケートでアメリカ文学の良さを語ってくれた方のコメントを一部紹介して終わりたいと思います!

  • 文学は人を知ることであり、教養として人生が豊かになる。

  • アメリカ文学はイギリス文学に比べて近代的であるので読んでいて想像しやすい。

  • アメリカの歴史はイギリスの歴史に比べて短いが、内容の濃い作品が多いので面白い。

  • アメリカ文学は人間の核が見えてくる文学。現在や過去を深く考えたい人にアメリカ文学はおすすめ。

(学生編集部 木村 桃子)

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