中内先生にインタビュー
クワイヤの指導をしてくださっている中内潔先生のインタビューです↓
先生から見たクワイヤ隊員は?
クワイヤは大学内の一サークルですが、その活動内容は入学式・卒業式等の式典から宗教週間やクリスマスコンサートでの演奏など、その全ては大学行事に深く関わっています。
一つ一つの演奏を見て聴いて頂ければ分かって頂けることと思いますが、東京女子大学の建学の精神をいろいろな場でいろいろな音楽を通して掲げている団体になります。
そのために隊員達は、サークルとして専攻、学年を越えた交わりの中で、音楽的にどのような成長ができるのか、日々考え、努力し、活動しています。
そのような一生懸命な彼女達を私は誇りに思っています。是非一度クワイヤを見にいらして下さい。
指導する上で大変なこと、楽しいことは何でしょう?
クワイヤで演奏する音楽というのは合唱というジャンルになります。
合唱はまず一つのパートを複数の人達で作り上げます。さらにハーモニーを築かなければなりませんからそれぞれのパートをバランス良くハモらせなければなりません。まさに音のコミュニケーションの場です。
一人一人が同じ旋律を整えつつ、さらに他の声部を聴き合いながら美しいハーモニーを組み立てていくという、この作業はまさに至難の業です。しかもオーケストラ等の伴奏に合わせて。
ですが、その場にいる一人一人が最上の協調を生み出し、その瞬間心を一つに合わすことができた時、それは至福の時となります。
合唱の素晴らしさはコミュニケーションです。是非一緒に歌ってみませんか。
先生がクワイヤの指導をしてくださるようになったきっかけは?
これは、私の前任の池宮先生のなさっておられたことを引き継いだということがきっかけです。
私の専門はパイプオルガンで、殆ど一人で演奏することが多いのですが、東京女子大学に赴任して以来、合唱の素晴らしさに気づかされ、今このようにクワイヤの学生たちと共に音楽を作り上げる機会が与えられていることに大変感謝しています。
新入生にこれだけは言っておきたい!(=アピールポイント)
ぜひ4年間の学生生活を謳歌して頂きたい!! です。
自由に存分に勉強できる場を得られたわけですから、大いに学び、大いに遊んで下さい。
そして4年後、多くの方々はここを巣立って行かれます。社会の荒波へと漕ぎ出すそのために、学問を通して学び方を学び、人生をどのように生きるのか、経験したことを通しその方法を見つけ出して下さい。
サークル活動への参加もその学びと経験の一つの手助けとなることでしょう。いろいろなサークルを是非見学してみて下さい。
興味のある中にクワイヤが入っていましたら幸いです。クワイヤ一同皆でお待ちしています!
合唱は楽しいですよ!