東京女子大学 現代教養学部 国際英語学科 国際英語専攻

                                                                               国際英語学科留学体験報告

                                                                                                                                                          国際英語学科 3年 藤原有咲

「自分がどうありたいかは自分で決める」全ての選択が個人に委ねられる場所で、私は自分自身 のありのままを認められるようになりました。 始めてしまえばなんとかなる!という根拠のない自信と度胸だけを味方にアメリカ モンタナ大学へ渡航した8 月。「挑戦しなきゃもったいない」をモットーに、迷わず学部留学を選択しました。せっかくな らと留学生の少ない大学を選んだ結果、待ち受けていたのは、たった1人現地学生に混ざり学ぶ毎 日。孤独を実感する日々に、負けず嫌いの私はむしろ燃えていました。 有意義な留学にするた め、自分自身に課した課題は2つ。

 1.学業で成績を残すこと
 2.信頼できる友達に出会うこと どう学ぶか、どう生きるか全て自由に選択できる場所で

これらを達成するのに必要だったの は、「自分がどうありたいか明確に伝えること」でした。 成績評価は試験やスピーチの出来栄えなど実力勝負。現地学生と競う困難の中で、自ら声をあげ る積極性がなければ誰も助けてくれません。友達との関わりでも同じことが言えます。ただ黙って待っているだけでは独りのまま。常に能動的であることが、そこで生き抜く術でした。そうし て出会った人々と、講義中はもちろん、プライベートでも真剣に語り合う時間を多く経験したこ とで、自分を持つことの重要性を学んだのです。その結果、周囲からの評価を気にしすぎてしま い、自分を出すことが苦手だった私から、自分が何者であるか、どうありたいかを発信し、互い に学び合うことのできる人へと成長することができたと思います。
モンタナ大学で過ごした4ヶ月 は、挫折も多くありましたが、ありのままの自分で生きられること、何より素の自分を好きでい てくれる人を全力で愛せることの幸せを知った貴重な時間でした。 さて、最後に。自身に課した2つの課題をクリアすることはできたのか?答え合わせの時間です。

 1.学業で成績を残すこと。多くの人の支えによりGPA 3.75で成績優秀者として学内表彰をいただきました。
 2.信頼できる友達に出会うこと。ずっと前から知っていたのではないかと思ってしまう ほどの親友たちに恵まれました。

この秋から来年の夏にかけ、今度は彼らが留学生として日本へ 来るので、再会を心待ちにしています。
''I don't have time to worry about who doesn't like me. I'm busy loving the people who love me.'' 自分で決めた生き方で、自分で選んだ人と生きていく。これから留学へ出発する皆さん が、素敵な人々と出会い、自分らしく生きていく上ための軸を見つけられることを心からお祈り しています!