国際英語学科在学生による学科紹介（大学入学案内2020より）
「国際英語と女性の生き方」（担当教員：安部 由紀子准教授）

2018年度後期受講生  大場 結子さん（写真左、文章執筆）

国際的に活躍する女性のリアルな声を聞く。貴重な経験を通して視野が広がります
国際社会で活躍するさまざまな女性の生き方を、英語を活用して学んでいます。最近学んだのは、アフガニスタンで女性リーダーを育成する寄宿学校を運営する、シャバナ・バシージ＝ラシーフさんという女性のこと。女子教育が禁じられたタリバン政権下で男装して学校に通い、18歳で起業した女性です。シャバナさんが出演されたTEDトークの動画をクラスで視聴した上で講義を受け、担当教員の安部先生とご本人が知己の関係であることから、スカイプで直に会話するという貴重な経験ができました。この例に限らず安部先生は国際社会に造詣が深く、国連勤務や新聞記者の経験を通して豊かな人脈をお持ちなので、授業で取り上げる人と実際にお会いできたり、お話ししたりする機会がよくあります。世界の女性が直面する現実が実感として心に響くとともに、多様な価値観を知ることのできる授業です。起業の苦労を聞いた私の質問に対して、シャバナさんの「絶対にあきらめないこと」という一言は、今も忘れられません。