- 2024年11月18日
11月30日(土)、東京女子大学において、大学院英文学専攻課程協議会(*)第58回研究発表会が開催されます。
Houwen先生による基調講演の後、15件の研究発表があります。
*大学院英文学専攻協議会は、12の大学院の研究科・専攻からなる協議会です。
大学院の特別聴講学生制度について、こちらもご覧ください。- 2024年10月29日
学部生の岐部さんが”Public Art in Protest Against Patriarchy”というタイトルで、米国の巨大彫刻"Unconditional Surrender"を
題材に終戦直後の米国の日本観と女性表象に焦点を当てた発表を行いました。現役研究者に混ざっての発表でした。
Well done!
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The gender study group が10月5日(土)にシンポジウムを開催します。[終了しました]
企画に携わった国際英語専攻の学生2名も発表をします。Everyone is welcome!
(シンポジウムの詳細について、また出席の連絡は、10月2日までにポスター下部
にあるDale先生のメールアドレスまでお願いいたします。)- 2024年10月17日
2025年度より始まる人文学科・英語圏文化専攻について、チラシで簡潔にご紹介しています。
専攻紹介のページをご覧ください。(紙のチラシ、大学案内の冊子などをご入用の方は、どうぞお問い合わせください。)- 2024年08月06日
新人文学科・英語圏文化専攻を紹介するshort動画です。(東京女子大学公式YouTubeチャンネルより)
まずは:
専攻全体
英語学分野
英語圏文学文化分野
英語教育学分野
GCP (*24年度始動のGlobal Citizenship Program、その1年次科目を履修している国際英語専攻学生が紹介しています。)
の5本です。ぜひご覧ください☆- 2024年08月05日
8月3日、4日にオープンキャンパスを開催しました。
暑い中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。当日の様子は「受験生の皆さまへ」ページにてご覧ください。
専攻紹介で使用したスライド(拡大詳細版、Q&A付き)もご覧いただけます。 (8月19日更新)
- 2019年09月13日
高等学校教科別セミナー開催報告
東京女子大学が毎夏、中学、高校、予備校教員の方などを主対象に無料で開催している「高等学校教科別セミナー」が8月23日、本学で開催されました。国際英語学科から本合陽教授、森博英教授、安部由紀子准教授が登壇しました。森教授は「Second Language Acquisition 101: How Second Language are Learned」をテーマに、英語は早く学び始めるといいのか、英語の教師は学習者の誤りをどのように直したらいいのか、覚えた英文法の「知識」と身につけた英文法の「能力」との関係はどのようになっているのかといった話題を扱いました。各話題について参加者の皆さんからの意見をうかがった上で、関連する第二言語習得研究の結果を解説しました。さらに、そのような研究の成果を踏まえた英語の教え方や学び方についての提案もしました=下記写真=。
本合教授は「LGBTQの視点から読み直すアメリカ古典文学」をテーマに、19世紀末、まだLGBTQといった概念のなかった頃に書かれたKate ChopinのThe Awakeningを、LGBTQ、特にQ=queer/questioningという、アイデンティティをあえて固定的にとらえない概念を持ち込み、主人公の死を考え直してみると、なぜ死を作者が描かないではいられなかったのかが良く理解できるという趣旨の講義をおこないました。
安部准教授は「CLIL (Contents and Language Integrated Learning)を活用した持続可能な開発目標(SDGs)教育」をテーマに、欧州で1994年にはじまり、日本でも近年急速に普及している教科科目やテーマの内容(content)と外国語(language)学習を組み合わせたCLILという教育アプローチを紹介。「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマにどのような講義展開が可能かを、アクティブ・ラーニングを交えながら、紹介しました。参加した教員からは、「実践的な講義展開の方法が学べてとても良かった」「無料でこのような学ぶ機会をいただけて大変ありがたい」「過去にも参加しましたが、毎回とても勉強になります」など声が寄せられました。
- 2019年08月31日
オープンキャンパス2019年夏期開催報告
2019年8月3日(土)、4日(日)に、国際英語のオープンキャンパスがありました。両日とも、炎天下の中、午前も午後も、大変大勢の受験生や保護者の方々がいらしてくださり、会場の9101教室は満杯。担当の教員も学生もとても嬉しくなりました。2日間それぞれの模擬授業のタイトルと担当教員は以下の通り。
3日(土)午前「翻訳ワンダーランド」(田中美保子)
午後「言語の多様性と多様な言語」(David Ewick)
4日(日)午前「同時通訳に挑戦」(鶴田知佳子)
午後「英語教育について考える」(鈴木栄)
これに加え、学生たちのプレゼンテーションも行い、大きな拍手を頂戴して、担当学生にとってもまたとない刺激と励みになりました。
・2年生
「私のオススメの科目」と題して、前期に受けて興味深かった授業内容として、a. 「翻訳入門演習(英語キャリア・コースより)」、b. 「批評入門(English Studiesコースより」)それぞれを廣瀬琳香さん、磯貝美和さんが紹介しました。・1年生
「1年次演習」の成果として、「英語教育について」1年生3人(野崎美優さん、百武愛海さん、松岡咲良さん)が英語によるプレゼンテーションを披露しました。また、戸塚愛さんと田村美悠さんが、杉並区内の「小学校での 英語教育実践」の報告をしました。
その他、上記の学生の他に、個別相談では、2年生の山口遥さん、松尾綺子さんも 熱心に質問に答えました。大勢の方に熱心に授業に参加していただいたり、活発な質問なども次々に頂戴して、暑さも吹き飛ぶ嬉しい週末でした。特に、留学について受験生の皆さんの関心がとても高いことがよくわかりました。特に、担当した渡航目前の2年生たちは、具体的な返答ができ、張り切っていました。
以下、写真でのご報告です。
<教室内や廊下に学生たちが作成したポスターを掲示>
<学生によるプレゼンテーションと教室の様子>
<教員によるプレゼンテーションと教室の様子>
(報告:国際英語学科教員 田中美保子、鶴田知佳子)
- 2019年07月05日
国際英語学科2年生有志による「第2回学生課外活動報告会」が2019年6月28日(金)お昼休みに開催されました。今回は、フィリピンワークキャンプ参加、チアリーディング全米大会優勝、小学生向けのEnglish Cafe開催などをした3組が登壇しました。
大塚真希さんは2019年3月5日から11日に参加した「フィリピンワークキャンプ」について報告。現地では主に、台風など自然災害に強いコミュニティづくりをするNPO「Buklod Tao Center」と、人身売買被害に遭った女性を支援するNPO「Batis Center for Women」の2つを訪問し、一緒に活動をしました。「Buklod Tao Center」では視察だけではなく、現地の方と一緒に防災用の「壁」づくりにも挑戦しました。「Batis Center for Women」では人身売買被害に遭った女性達から直接話を聞きました。良い収入が得られると騙され日本に連れて来られ、偽装結婚させられ、その上暴力被害などを受けたこと。日本人が加害者として人身売買にも加担していたこと。大塚さんは女性達の話に強い衝撃を受けたものの、その女性達が現在、明るく生きる姿から更に多くのことを学んだと話しました。
大塚さんは最後に、「Think and act outside the box(小さな世界で物事を見ず、視野を広げて、考えて行動する)」という言葉を紹介し、自分の日々の生活や学問領域だけでなく、地球上にある様々な課題に目を向ける大切さ、それを実際に自分の目で見て、五感で学ぶことの大切さについて語りました。
(C) ウェスレー財団
続いて、金子楓花さんが2019年2月に開催された、世界的に権威がある学生チアリーディング全米大会「JAMZ Cheer & Dance 2019」に日本代表として出場し、JAZZ部門で優勝した経験を、大会で披露した踊りの動画と共に紹介しました。金子さんは高校生からチアダンスを始めて、この大会で優勝することを目標に「青春のすべてをささげて」(本人談)きました。東京女子大学入学後も、高校時代の仲間と一緒にグループを組んで現在も活動を続けています。今回の大会では、直前での出場種目変更など数々のトラブルに見舞われ、それを乗り越えて、頂点に上り詰めました。金子さんは「夢が叶うという瞬間というものを味わいました。その瞬間は記憶がないくらい感動していましたが、その後、嬉しく夜通し泣き続けました。これは自分一人の力で叶えられたものではなく、チームメンバーとの協力、周囲からのサポート、応援などがあったおかげでもあります。2020年の東京オリンピックなどでも関連行事での出場依頼が来ているので、これからもがんばって競技を続けていきます」と話しました。
最後に北須賀万緒さん、斎藤愛奈さんが2018年12月、クリスマスに合わせて、小学生を対象に開催した「English Café」を報告しました。English Caféは本学教員の鈴木栄先生(英語教育)と非常勤講師の前田隆子先生(小学校英語教育)の指導のもと、東京女子大学で英語教育について学ぶ、北須賀さん、斎藤さんを含む学生有志17人が企画・運営しています。東京女子大学がある西荻窪地区の児童7人が参加しました。英語でクリスマス・ソング歌唱、英語カルタ、英語の紙芝居や人形劇、英語のクリスマスカードづくりなどをしました。北須賀さんと斎藤さんは「開催直前まで参加者の英語レベルや性格、関心がわからない中で準備をするのは難しかったです。やや不安を持ちながら当日を迎えましたが、会場で児童一人ひとりの特徴を理解し、寄り添って各々の学習スタイルにあった教え方をする大切さを学びました」と話しました。
3組とも課外活動を通して、新たな学び、成長をした様子が窺(うかが)える発表会となりました。報告:国際英語学科教員 安部由紀子
- 2018年07月26日
- 1970年01月01日
Reflections on a 2019 study tour “Hawaiian Traditional Culture Experience and Environmental Leadership Training”
Thanks to the cooperation and advice from colleagues and friends in Japan and Hawaii, a study tour “Hawaiian Traditional Culture Experience and Environmental Leadership Training” was successfully held with 17 students from 20 to 27 March, 2019. My motivation to lead the tour was to teach Sustainable Development Goals (SDGs) through field activities and show the cultural and environmental richness of Hawaii to students.In general, people see Hawaii as a tourist destination. However, during my time living in Hawaii, I found the people have a variety of richness including coexistence with nature, respect for their own roots in terms of both ancestors and community, and mental space to accept themselves and others.
During the study tour, we visited may locations. At Pearl Harbor National Museum, students discussed how peace education could contribute to future peace with the staff and made presentations about the topic. One of the interesting presentations considered if the U.S. would host a memorial museum to exhibit Hiroshima and Nagasaki, and if Japan would have a museum to introduce the attack of Pearl Harbor, it might help us to understand each other's position and war tragedy more.
We also studied about environmental issues, Japanese-Hawaiian history and current life, Native Hawaiians' traditions and culture, and leadership as it is related to SDGs both directly and indirectly. In addition to the fruitful learning and fun experience, we brought Aloha spirits (Akahai = kindness, Lōkahi = harmony, Olu'olu = sincerity, Ha'aha'a=humbleness, Ahonui = patience) back to Japan.
I thank all the students who respected the rules we agreed on before the trip, cared for each other, valued teamwork, and created a good atmosphere. The tour was real leadership training. Students learned more about themselves and what they valued, gained vision for the future, and learned to make decisions. The fruits of the trip were in the students returning to Japan with broadened horizons and an appreciation for their team to work together to think about how to improve global issues.Yukiko Abe/ Associate Professor, Tokyo Woman's Christian University